「合格トピックス講座」~
(この講座では、1級・2級建築施工管理技術検定の合格を目指している方々のために、建築施工の全般に係るポイントとなる問題を掲載します。1級受験・2級受験のいずれの方にも参考になるように、建築施工の工程に則して、重要基本事項に係る問題を取り上げて行くこととします。この「合格トピックス講座」は、原則として毎週水曜日に更新します。)第35回 建具工事・ガラス工事③
【No1】ガラス工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。解説
- 矩形でない形状の複層ガラスについては、2枚のガラスの複層加工を行った後、ガラスの切欠き加工及び小口処理を行う手順を、ガラスエ事施工計画書にて確認した。
- 外部に面する網入り板ガラスの小口部分に、ガラス用防錆塗料又は防錆テープを用いて防錆処置を施し、発錆による割れを防止した。
- ガラスの熱割れ防止対策の検討のため、建築物の立地、開口部の方位、ガラスの光特性・熱特性等により熱応力を算出し、ガラスエッジの許容応力と比較した。
- サッシ枠が地震による面内変形を受けた場合にガラスが割れないようにするため、サッシ枠のはめ込み溝底とガラスエッジとの間に設けるエッジクリアランスの寸法を確 認した。
【No 2】防火シャッターの各部材の一般的な取付け手順として、適当なものはどれか。解説
- 巻取りシャフト → ガイドレール → スラットの吊込み → ケース
- 巻取りシャフト → スラットの吊込み → ガイドレール → ケース
- ガイドレール → スラットの吊込み → 巻取りシャフト → ケース
- ガイドレにル → ケース → 巻取りシャフト → スラットの吊込み