「合格トピックス講座」~
(この講座では、1級・2級建築施工管理技術検定の合格を目指している方々のために、建築施工の全般に係るポイントとなる問題を掲載します。1級受験・2級受験のいずれの方にも参考になるように、建築施工の工程に則して、重要基本事項に係る問題を取り上げて行くこととします。この「合格トピックス講座」は、原則として毎週水曜日に更新します。)第 5回 材料管理①
【No1】材料管理、品質管理等に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。解説
- 防炎防火対象物に敷くロールカーペットについては、各部屋の主要な出入口の1か所に張り付けた防炎ラベルにより、防炎性能を確認した。
- JIS規格品の異形鉄筋の種類の確認については、SD345の場合、圧延マークによる表示が「突起の数2個(・・)」であることを目視により行った。
- ガスシールドアーク溶接において、梱包を解いた後、数日間適切に保管したソリッドワイヤについては、ワイヤの表面に錆がなかったので、そのまま使用した。
- 木製建具の保管に当たって、障子や襖は立てかけとし、フラッシュ戸は平積みとした。
【No 2】工事現場に搬入された建築材料の保管方法に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。解説
- 車輪付き裸台で運搬された外装に使用するガラスは、室内に保管場所がなかったので、裸台に乗せたまま、屋外に、防水シートを掛け雨露等がかからないように養生をして保管した。
- 外装に使用するALC薄形パネルは、台木を用いて1.0mの高さに積み重ねて、屋外に、防水シートを掛け雨露等がかからないように養生をして保管した。
- アスファルト防水に使用する砂付ストレッチルーフィングは、屋内の乾燥した場所に、ラップ部分を上に向けてたて積みとし、2段に重ねないように保管した。
- 工事現場に搬入されたロールカーペットの保管については、縦置きした。