「合格トピックス講座」~
(この講座では、1級・2級建築施工管理技術検定の合格を目指している方々のために、建築施工の全般に係るポイントとなる問題を掲載します。1級受験・2級受験のいずれの方にも参考になるように、建築施工の工程に則して、重要基本事項に係る問題を取り上げて行くこととします。この「合格トピックス講座」は、原則として毎週水曜日に更新します。)第22回 コンクリート工事③
【No1】コンクリート工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。解説
- 単位水量が180kg/?と指定されたコンクリートにおいて、受入れ時に、運搬車ごとにレディーミクストコンクリート工場の製造管理記録により単位水量が180kg/?であることを確認したので、合格とした。
- 調合管理強度を24N/m㎡、スランプを18cmと指定されたコンクリートにおいて、受入れ時のスランプが21cmであったので、合格とした。
- 調合管理強度を27N/m㎡、スランプを21cmと指定された高性能AE減水剤を使用したコンクリートにおいて、受入れ時のスランプ試験の結果が23cmであったので、合格とした。
- 調合管理強度を27N/m㎡、空気量を4.5%と指定されたコンクリートにおいて、受入れ時の空気量が3.0%であったので、合格とした。
【No 2】コンクリートの一般的な性質に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。解説
- アルカリ骨材反応の抑制対策として、JIS規格品の高炉セメントC種を使用した。
- コンクリートのヤング係数は、コンクリートの圧縮強度が高くなるほど、大きくなる。
- コンクリートの中性化速度係数は、コンクリートの圧縮強度が高くなるほど、大きくなる。
- コンクリートの水和熱は、単位セメント量が少なくなるほど、小さくなる。