2級建築施工管理技士

「令和6年度2級建築施工管理技術検定・後期 第一次検定総評」


令和6年11月24日、 2級建築施工管理技士技術検定 第二次検定が実施されました。
設問数、解答数、必須問題数、選択問題数は前期一次検定と同じでした。改めて、昨年度の一次検定から大きく変わった点を記してみます。
 出題数等
・「建築学」に関する出題において、従来では「14問中9問選択解答」でしたが、「4問の必須回答 + 10問中5問選択解答」となりました。従来型に於いては、不得意分野の設問は回答を避けることが可能でしたが、今回の4問の必須問題は全分野(環境工学・一般構造・構造力学・建築材料)から1問づつ出題されており、「不得意分野の回答を避ける」ことが、実質出来なくなりました。今後は、建築学全分野を万遍なく学習しておくことが必要となります。
・「能力問題」につきましては、試験実施機関からの事前公表の通り、出題形式が「四肢二択」から「五肢一択」に変わりました。更に、従来は4問の出題でありましたが、1問増えて5問の出題となりました。出題は、「躯体工事」「仕上工事」から各2問ずつ、「安全管理」から1問の出題でした。

 難易度の高い問題

 総評  初見の記述や、初見の用語が散見されましたが、その一方で、過去問からの出題も多数ありました。難易度としては標準レベルでしたが、取りこぼしてはならない問題を確実に得点することが必要でした。
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