一 近年の試験の顕著な傾向への対策と設計製図講座の特長 一
- 近年は建築計画力が重視される課題が出題されている!
近年の設計製図試験の顕著な傾向として、平成21年に公表された「試験内容の見直し」以降は徐々に、予めどのような課題の内容になるか予測が困難な課題等、受験者の真の建築計画力を測る内容の課題となってきています。
- 今後の試験対策で最も重要な鍵は基礎的な建築計画力!
近年の試験の特徴である前もって予測することの難しい内容の課題等への対策としては、単にいくつかの予想問題やパターン化した事項の記憶に頼るような方法のみでは不充分で、どのような課題にも共通し、対応できるような基礎的な建築計画力をしっかり身に付けることが最も重要で確実な合格への錠となると考えることができます。
- 本会の設計製図講座の特長
本講座は、近年の試験の傾向から、パターン化した事項や予想問題での記憶のみでなく、どのような内容の課題にも共通し、対応できるような、合格のための重要な鍵となる基本的な建築計画の考え方、建築計画力の徹底養成を図る内容となっております。
- 各段階の演習課題の内容は、本会会員の日本建築学会賞受賞者をはじめとする第一級のベテラン講師陣が予め発表された本試験課題の内容を徹底的に分析、検討して作成したものであるため、演習課題の内容が本試験の課題内容と似たものとなることもしばしばありますが、本講座はあくまでも予想問題やパターン化した事項の記憶のみによる勉強ではなく、着実な建築計画力の養成が合格へ導く最も重要で確実な道であるとの主旨から構成され、着実な実績を上げております。